美容師研鑽ブログ

お客さんとの話題づくりのために日々、幅広くニュースをチェックしています。折角なので自分の意見もブログでまとめていきたいと思ってます!!

最近注目されているフェイクニュース

以前に比べますと、現在のほうが格段に鮮明になっていることがあります。それはメディアのニュースの取り上げ方です。取り上げ方とは記事として取り上げる基準のことですが、以前よりも各社によりかなりの差がついているように見えます。以前から、あの新聞はリベラルだとか、この新聞は保守系だとか、または政権寄りだとか政権に批判的だとか、それぞれの新聞社の報道姿勢には総合的に見て一つの傾向というのがありました。
以前からそうした傾向はありましたが、その傾向が鮮明になっているのが最近の新聞やメディアの特徴となっています。こうした現象を「いいこと」と考えるから反対に「悪いこと」と考えるかは判断が分かれるところですが、読者に影響を与えることは間違いのないところです。
昨年あたりからフェイクニュースという言葉がマスコミを賑わせていますが、フェイクニュースが注目されるということは裏を返すならニュースは「フェイクでない」ことが前提になっていることになります。おそらくこれまで多くの人は三流週刊誌の場合を除いて、少なくとも「大手」という名前がつく新聞社が報じるニュースは「フェイクではない」と思っていたはずです。そもそも論になりますが、ニュースが「真実」でなかったなら普通の人はなにを信じればよいのでしょう。
今の世の中は歴史の中で紆余曲折を経て民主国家を作り上げてきました。しかし、中には独裁国家で民主国家でない国もありましたが、少しずつそうした国家は減ってきています。民主国家の基本は主権在民で一般の人が主権者であることです。つまり普通に暮らす一般人が国の運営に関与するのが基本的な考え方ですが、そのために必要なことは情報の正確さです。
そのために必要なことは報道を仕事している会社が正しい情報を伝えることです。これが最も重要です。正しい情報の伝え方の一つに話題のニュースの選別があります。例えば、政権に都合の悪い話題は取り上げないことはニュースの真実性と同じくらいかもしくはそれ以上に重要なことです。
一般の人がそのことに気づくにはメディアが複数存在することが不可欠です。メディアが一つでは比較することも選択することもできません。その意味で言いますと、健全な国家というのは情報が制限されていないことが最低条件ということになります。もしある国家が情報を制限しようとしているときはその政権に対して疑うのが正しい対処の仕方です。
人間が生きていくためには所属する国家というのはとても重要です。そして、その国家が健全であるかどうかに関心を持つことはとても大切なことです。その健全性を判断する基準の一つが話題のニュースの取り上げ方です。それと同時に取り上げ方の異なるメディアが複数存在している状況がとても大切です。