今日も日本は平和です。
どうもこんにちは。
世界では色々な事件が起きていますね。最近では少なくなったテロ事件。(本当に少なくなってよかったと胸をなでおろしています)そしてこれは我々日本人が1番危険かもしれない北朝鮮のミサイル実験。
いや~怖いですね。
おばけが怖いと思うのは子供までですよ。
一番怖いのは人間。人間の汚い心…それが1番の恐怖ですよ。
これは殺人やそういったものに限ることではない。
ちょっと前にあったロッテのお家騒動、そしてこの間ネットニュースでみた出光興産のお家騒動。こういったものも、人間の怖さが全面に出ていた事件だと思います。
ロッテはもうガチガチのお家騒動なのに対して、出光は会社側と創業者側の大喧嘩。
家庭内での裏切り、信頼していた部下の裏切り・・・どちらもなんだか辛いですよね。
上の人をはめようと思った人間が何人もいて現に裏切ってしまうなんて・・・ライオンだってそんなひどいことしませんよ。
出光の事件に関しては創業家側を会社側の月岡社長達が出し抜いたという形でした。
まぁ~長年一緒にやり続けてきたのにいきなりこういう形で寝首をかかれるとは創業家側も思ってもみなかったでしょう。
本当に怖い。
ぱっとこの騒動を見た人からしたら、「いや昭和シェルとの合併?いいことなんじゃないの?なんでそんなに怒っているの?」と思う人がいるかもしれませんが、この合併の話は経営陣が勝手に話を進めていたものであり、創業家側はそのことを一切知らないまま合併するということになったのだ。
寝首をかくならもっとうまくしなくてはいけないし、そういうつもりもなくただただ伝え忘れ(そんなことはまずないでしょうけど)としたらすぐに潰れてしまいますよ。
何故経営陣側はこのような策にでたのか?
押していけるはずもない。なぜなら創業家側が33%以上の株を保有している大株主だからである。
しかしもちろんそんなことは経営陣側も分かっている。
多分この計画を立てていたのはもっと前の話だろう。
昔から企てていたとしたら凄い社長ですね。
ここで出てくるのが社長達の切り札である公募増資案である!
創業家は33.92%の出光株を持ち、経営統合など重要な決定を否決できる3分の1超を握っており、これが合併の障壁になっていたわけである。
そこで発行済み株式の3割に相当する4800万株の公募増資が実現させれば、創業家の持ち株比率は26%程度に低下する。
するとどうだろうか?これで一気に決定権はなくなってしまうというわけです。創業家側の株の比率を目的としていたのではないかな。
これが人間の怖さです。
お世話になった人達を引きずり下ろすという人間の欲望まるだし。
こわ~