美容師研鑽ブログ

お客さんとの話題づくりのために日々、幅広くニュースをチェックしています。折角なので自分の意見もブログでまとめていきたいと思ってます!!

日本でMe tooが広がらない理由は…?

SNSで広まった『#MeToo運動』。
これは女性がセクシャルハラスメントや性暴力を振るわれたと告発するために作られたハッシュタグです。

このハッシュタグが広まった発端は、女優のアリッサ・ミラノによる呼びかけでした。
今年の10月に、アメリカのとある映画監督のセクハラ疑惑が報じられたことをきっかけに、同様の被害を受けたことがある人々に向かって、「Me too(私も)」と声をあげて欲しいと発信してのが始まりでした。
これには多くの著名人や一般市民が賛同し、世界的なセクハラ告発運動になっていきました。

日本でも今年の5月に、ジャーナリストである伊藤詩織さんが準強姦被害を受けていたことを告発。
これによりMetoo告発が広まりましたが、それも今や下火となっています。
海外と日本のMetoo運動には決定的な違いがあります。
それは、海外は映画女優・俳優の告発が相次いでいる一方で、日本の芸能界からはそういった声が全く聞こえないのです。
日本で告発をした女性のほとんどはフリーで活動している方々で、芸能事務所やプロダクションに所属する方からは一切そのような発言が見受けられないのです。
いまだ男尊女卑の風潮が色濃く残る日本で、セクハラや性的暴力が全くないはずがないのに、です。
それは女性たちがバックで権力を握っている人達に恐れをなしているのか、それとも告発することで自分の仕事を失うのではという恐怖に怯えているのかどうかは分かりません。
しかし「抵抗」という文化がない日本で、女性たちが権利を主張するためには「抵抗すること」、「声を上げること」が必要不可欠となるでしょう。