美容師研鑽ブログ

お客さんとの話題づくりのために日々、幅広くニュースをチェックしています。折角なので自分の意見もブログでまとめていきたいと思ってます!!

折り鶴の再生紙を使ったノートを世界の子どもへ

被爆地の広島には、平和を祈った折り鶴が集まります。
そんな広島の中小企業が筆頭となり、折り鶴を使った再生紙で作ったノートを世界の子供に配るという取り組みを始めました。
そのノートには、再生紙で作った折り紙も1冊につき1枚プレゼントされます。
この取り組みは、「折り鶴ノートプロジェクト」と呼ばれ、B5判40ページのノートを配ります。
表紙、巻頭、巻末に折り紙を使った再生紙が使われています。
原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんの生涯、折り鶴の織り方を英語で紹介したものがノート内には書かれています。

このプロジェクトの代表は、広島市内で着物リメイクの会社を営んでいる川野登美子さんで、被爆白血病を患って亡くなった禎子さんの小学校時代の同級生です。
「折り鶴ノートプロジェクト」は、企業や個人からの寄付を募り、無償で世界中の子どもたちにノートを配ります。
松井一実広島市長が会長になっている平和首長会議の協力のもと、平和首長会議に参加しているドイツ、フランス、オーストラリアの3都市に900冊の配布が決まっています。
このプロジェクトでノートを配布する予定の国は、核保有国中心にすると考えられていて、代表の川野さんは「多くの人に参加してもらい、子どもたちが戦争のない平和に暮らせる世界を実現したい」と話しています。

日本は、被爆を経験している国として、これからも世界に伝えていかなければいけないことがたくさんあります。
このような活動を通して、世界に平和が広がっていくことを願います。