美容師研鑽ブログ

お客さんとの話題づくりのために日々、幅広くニュースをチェックしています。折角なので自分の意見もブログでまとめていきたいと思ってます!!

猟奇殺人事件で知る身近に潜む恐ろしさ

最近のニュースで話題といえば座間市の、アパートから9名もの切断された遺体が出てきた猟奇殺人事件でしょう。事件の発覚当日のニュースでは、自殺志望の女性1名が被害者との報道でしたが、翌日のニュースではワンルームの部屋に置かれたクーラーボックスから、9名の損壊された遺体が発見されたと報道され、大きな注目を集めたのです。事件の詳細がニュースで報道されると、その異様さと身近に潜む恐ろしさがクローズアップされています。逮捕された容疑者は、SNS上で自殺を志願する人たちを言葉巧みに呼び出し、会ったその日に殺害していたというのです。事件の異常さを際立たせるのは、そのスピードでしょう。容疑者が8月末にアパートに入居してからわずか2ヶ月の間に9名を殺害したということは、1週間に1人のペースで殺害し、遺体を解体して処理していたことになるのです。容疑者は、1人目は3日かかったものの、次からは1日できるようになったと証言しています。3~4人目以降は、殺すことに慣れて、どんな人か覚えていないとも。アパートの住人の方は容疑者の部屋からもれる、かすかな異臭以外は異変に気がつかず、階下に住んでいる方も、少々うるさいと感じる程度で全く気がつかなかったのです。容疑者の近所での評判は、挨拶も明るく応える感じの良い人と印象をもたれていました。容疑者と暮らしたことのある女性は、「優しすぎて怖かった。」とも話しています。容疑者は首つりの知識を広めて、辛い人の力になりたいとSNSに書きこんでいます。自殺希望者を優しく殺してあげることを仕事として考え、1人を殺したら次。処理は終わったら次と、淡々と仕事としてこなしていたのでしょうか。しかし、容疑者が語りたくないと殺害方法を証言しておらず、遺体の肉をそぎ落とされているため、優しく殺していたのかは確かめようがないのです。また容疑者と思われる人物とやり取りしていた自殺志願の女性に対して、「お金をくれるんだったら、今すぐ殺してあげる。」、「死ぬんだったらそのお金、俺にちょうだい。」などと話していたとも言われます。優しく殺してあげるより、やはり金品を奪うことが目的で、SNSで身元が知られることを嫌う自殺希望者を探しだし、粛々と犯行を重ねて、金品を奪っていったのでしょうか。この事件はまだ犠牲者も判明しておらず、事件の全容が判明するにはまだ時間がかかりそうですが、1日でも早く犠牲になった方がご自宅に戻れることを祈りたいのです。