美容師研鑽ブログ

お客さんとの話題づくりのために日々、幅広くニュースをチェックしています。折角なので自分の意見もブログでまとめていきたいと思ってます!!

2017年上半期にニュースで報道された出来事

2017年も半分が過ぎました。2017年の上半期にニュースで話題になった出来事を簡単に振り返ってみましょう。

2017年1月、大きな話題となったのは、ドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領就任です。TPP離脱、難民受け入れ停止など、就任早々の派手な振る舞いはメディアの注目の的となりました。一方、日本の政界では国会が開幕し、天皇退位や共謀罪を巡る審議が始まりました。

2月になって報じられたのは、安倍首相の訪米、そしてトランプ大統領との首脳会談です。共にゴルフをプレーする姿を披露するなど、親密さをアピールしました。しかし、海外からの報道でとりわけ衝撃的だったのが、北朝鮮によるものとされる金正男氏の暗殺事件です。北朝鮮の友好国マレーシアの空港で発生した事件です。また国内政治では、いわゆる「森友学園問題」が報じられ、安倍総理および総理夫人の関与の有無に人々の関心が向けられました。

3月に入っても「森友学園問題」が引き続き注目を集めました。「忖度」(そんたく)という言葉が頻繁に登場するようになったのがこの3月です。そして、お隣の韓国では、収賄など一連の疑惑を持たれたパク・クネ氏が大統領職を解かれ、逮捕に至りました。大統領の逮捕は韓国憲政史上3人目のことで、世界に注目されました。一方、国内では、格安旅行会社として多くの利用者を集めてきた「てるみくらぶ」が自己破産しました。海外旅行中の利用者が事件について知らされておらず、現地でトラブルに巻き込まれる様子などが報じられました。

4月に報じられたのは、ユナイテッド航空で医師である乗客が無理やり引きずり降ろされ問題視された事件や、福岡市の中心部で発生した3億8,000万円の強奪事件、子どもたち向けのテーマパーク「レゴランド」が名古屋にオープン、などといった出来事でした。また、前年の台風被害で北海道のじゃがいもが不作となったことから、ポテトを使ったスナック菓子の製造販売に大きな影響が出ていると報じられたのもこの4月です。

5月は日本でもアメリカでも政界の疑惑が注目されました。安倍政権には「加計学園問題」が浮上、一方のアメリカではトランプ大統領に「ロシアゲート疑惑」が持ち上がりました。およそ3か月が経過した現在もそれらの疑惑は依然として追及を受けている状態です。そして、韓国では新大統領にムン・ジェイン氏が選ばれました。

6月、政界では豊田真由子議員による秘書への暴行・暴言がクローズアップされたほか、翌月に都議会議員選挙を控えた中で稲田防衛大臣が不適切発言をしたと報じられるなど、自民党にダメージを与えるトラブルや不祥事が相次ぎました。一方、財界で大きなニュースとなったのが、エアバッグ問題でかねてから業績悪化が懸念されていた「タカタ」の経営破綻です。負債総額は1兆7,000万円にのぼり、戦後最大規模の経営破綻となりました。

ニュースを話題に切り替えると会話がはずみます

ニュースは、共通の話題になります。興味を引く話題は、話のタネになります。お客様との接客の潤滑剤としても使うことができます。例えば、この人はこの分野に興味があるとわかればその話題を持ち込むだけで話は先に進みます。

会話がつながらない人の共通点は、話題が乏しいことです。話題が乏しいと、話に詰まって黙り込むことになります。気まずい雰囲気になります。こんな時、話のつなぎとして最近のニュースを挟み込めばいいのです。例えば、最近の例でいえば将棋の藤井四段のことを知らない人はいません。若い人から年配の人までその快挙の行方に興味を持っていました。

特に年配の人で自分からこの話題を話したいという人が多いような気がします。趣味としては、昔やっていて懐かしい気持ちになると同時に14歳という若さになぜか応援したくなります。話のきっかけとしては最適です。ネット上に「今日の藤井四段の対戦」というコーナーが立ち上げるほど熱狂的になりました。

男性だけでなく、女性のファンもたくさんいるようです。将棋に今まで関心のない人まで、この話題には乗ってきます。悪意がなく純粋に応援したくなる話題だからかもしれません。最近、こういうほのぼのとする話題があまりありませんでした。こういう共通の気持ちを若い人から、お年寄りまで共有できるのが楽しいのかもしれません。

意外性という面もあります。若い女性が、将棋の話をし将棋をしたいと考えることは少なかったです。今回の現象で確実に言えることは、隠れ将棋ファンがかなりいたということです。今まで話をしても聞いてもらえなかった人が、この話になると、絶えることのないうんちくを語ってくれるのです。

どこか超越した世界ですが、お昼のごはんからおやつに至るまでニュースになることに驚かされます。一過性に過ぎないといわれればそうかもしれません。但し、共通の話題があれば会話は弾むんだということはわかりました。日々のニュースを集めていくと、こんな話題がでてくることは多いです。その話題をまた会話に活かせれば、いろんなことに応用できます。世代間のすれ違いも解消できるかもしれません。共通の出来事に対する関心が、人と人の間の垣根を取りはらうことにつながることもあります。

今、世間に関心があることについていけるだけでも喜びはあると思います。昔は、プロ野球の話題を出せば必ず乗ってきたのが最近ではテレビの放送も少なくなって会話にならないケースもあります。ただ、隠れファンはいるということを意識することが大切です。

社会人は学生時代よりも勉強が大切です。

学生時代の勉強は「覚える」ことが中心でした。試験も「どれだけ覚えているか」を競うものでしかありませんでした。しかし、社会人になりますと勉強とは「覚える」ことではありません。考えることです。考えて初めて勉強したことになります。
ですが、矛盾することになりますが、社会人の勉強とはたくさんのことを「知る」ことです。しかも単に「知る」だけではなく「心」と「身体」で「知る」ことです。学生時代はまだ子供ですから「覚える」ことで済みましたが、社会人は大人ですから「覚える」だけでは勉強したことになりません。強いて言葉にするなら「身につける」です。「身につけて」初めて勉強したことになります。
「身につける」には体験することが必要ですが、人間の身体は一つしかありませんから、体験するのにも限界があります。そこで必要になってくるのが読書です。読書の素晴らしいとことは体験したかのように感じることができることです。もちろんできる限り体験することでその体験の延長線に読書があります。単に読書するだけでは学生時代の「覚える」勉強と同じです。繰り返しになりますが、「覚える」勉強は「身にきません」。
大人でも勉強をすることによって成長をします。年齢が30才、40才、さらに50才になったからといって大人になるわけではありません。それは単に年齢を重ねているに過ぎません。年齢を重ねることと成長をすることは別物です。成長していない大人は未来の大人に対して責任を負うことができません。「できません」というよりは、おそらく責任を感じることさえできなはずです。なぜなら、わからないからです。
昔からよく言われる例ですが、赤ちゃんに熱いヤカンを注意するときに、「これは熱いからさわっちゃだめ」と言ったとことで意味は伝わりません。「熱い」ことを実感として理解できていないからです。ですから、最初に少し触らせて「熱い」ことが「危険なこと」と理解させることが必要です。それと大人の勉強は似ています。どれほど知識を詰め込んでもそれを実感する感性がなければどれほど本を読んだりしても体験をしても意味がありません。大切なことは実感する感性を身につけることです。そのためにはたくさんのことを体験しながら読書をして自分で考えることです。そして、それを繰り返すことです。
悲しいことに人間はすぐに忘れることがあります。確かに「忘れること」ができるので人間は生き続けることができます。その点では長所ですが、忘れることは短所でもあります。過ちを繰り返さないためには大切なことは忘れないことが大切です。

社会に無関心な人が増えるのは危険信号です

ローマ時代は小説になったり映画になったり歴史の中でも興味をそそられる時代ですが、あれだけ強大だった国でも安泰が永久に続くわけではないことを教えてくれています。ローマが消滅した理由は、歴史家や研究家がいろいろ述べていますが、間違いなくあるのは「繁栄がもたらす緊張感のなさ」です。
戦争にかつ続けていたローマはいつしか怠惰な国家、国民になってしまっていました。それは当然です。戦争で勝つのですから戦利品はたくさんありますし、負けた国民を使用人として使うこともできますから怠惰になって当然です。世の東西を問わず、人間というのは怠惰になりますと快楽だけを求めます。快楽とは自分だけのものです。他人のことなどお構いなく自分のことだけを考えることです。
そのような国民が増えたのですから、社会が不健全になるのも当然です。ローマ時代を対象にした小説を書いている塩野七生氏は「人間は食べるものが安定して、はじめて政治について考える」と語っていますが、人間が生きていくには食べることが最も大切ですから当然です。
このように人間が生きていくには順番がありますが、反対に人間が亡びるにも順番があるようです。ローマ帝国などのような列強と言われていた国家を見ていてもそれが当てはまります。歴史の本などには「パックス・ロマーナ」とか「パックス・ブリタニカ」などという言葉が出てきますが、これは一国が世界を制覇することを示した言葉です。その国々もいつしか勢いをなくすのですが、その原因は、先に述べました「滅びる順番」に従って歩を進めるからです。
では、「滅びる順番」の一番にくるのはなにかと言いますと、それは「社会に対する無関心」です。
著名は宗教家は「愛の反対は無関心である」と語っていましたが、人間は自分以外のことに、つまり社会のことですが、社会に無関心になることによって滅びると喝破しています。「自分だけが幸せならそれでいい」という考えが蔓延した市世の中がずっと続くはずはありません。なぜなら、人間が住む社会は自分だけが生きていて成り立つものではないからです。いろいろな人がたくさんいて、その人たちがそれぞれに関係することで世の中は営まれるものです。
以前、外来生物によって地球が破壊され、自分ひとりだけが生き残ったという物語がありました。たった一人で生き残っても、それは生き残ったことにはならないのです。人間はたくさんの人がいて初めて人間になれるのです。

ニュースはビジネスマンの重要なツールです。

仕事にはいろいろな職種がありますが、最近若い人の間であまり人気がない職種に営業があります。理由は、人間関係が苦手という意識があるからのようです。確かに、お客様や取引先などの人たちと話すことは楽しいことではありません。それなりに気を使うことが必要ですし、相手を喜ばすことが使命だからです。実は「それなり」どころか、「絶対に」というのが実際の現場です。
しかし、どんな業種または職種にしても人間関係を無視して仕事をすることはできません。会社内においても上司や部下や同僚との人間関係は重要ですし、この関係をスムーズにしておくことが仕事を行ううえで重要です。しかし、まだ会社内における人間関係はお客様や取引先との関係よりは楽です。なぜなら、利害関係が一致しているからです。会社の売上げを上げることが上司や部下や同僚との統一された目的です。
それに対してお客様や取引先は利害関係が反目しています。自分の会社の利益はお客様のや取引先にとっては損失です。具体的に説明しますと、できるだけ高く販売することはお客様にとっては支払いが多くなることですので損失です。このように自社の社員とお客様では関係が全く異なります。
その対立する目的を持っているお客様や取引先と良好な関係を保ちつつ関係を続けることが仕事を進めるうえで大切ですが、そのために欠かせないのが日々のニュースにしっかりと目を通しておくことです。それこそ政治から社会ネタからスポーツまであらゆることに目を通しておくことが大切です。
ただし、政治については注意が必要です。政治は人により考え方が極端に違うことがありますので反応を間違えるとそれで仕事が破断することさえあります。ですから、これは全体に共通することですが、ニュースについて知識は持っている必要がありますが、自分の意見はできるだけ主張しないことです。お客様や取引先はあくまで仕事上の付き合いであり、友達ではありません。そのことをしっかりと心に刻み付けておくことはとても大切です。
スポーツの面でも同様です。例えば、贔屓にしている野球チームがある場合などは特に敏感でいる必要があります。人というのは、一見こだわりがないようなポーズを見せていながら実際は強い意識を持っていることがあります。人が見せる微妙な反応を見抜く感性を身につけるまでは深入りをしないことが無難です。
ですが、お客様や取引先との関係は言葉を交わすことが基本です。言葉を交わすことが、相手の心をつかむ第一歩になるからです。

話題作りに欠かせないニュースのチェック

こちらに興味深い話題が必要です。相手に合わせることはもちろん必要ですが、なにも準備をしないのはよくありません。

それはまるで、手ぶらで持ち寄りパーティにいくことと同じです。あるいは生の食材を持っていくことにも似ています。必ず相手の関心を引く話題を準備しましょう。

そのためにニュースのチェックは欠かすことができません。人は新しいことを知りたいという自然の欲求があります。

新しいことを知り、それについて自分の意見を述べることが好きです。ニュースのチェックと言っても、見出しだけをチェックするのではありません。

何が、いつどのように起こったかを把握しましょう。時間がないとしても、ネットニュースだけに頼ると浅い知識しか得られません。

ネットニュースは様々なメディアで報じられたことを選んで抜粋しています。紙面が限られているため、十分な情報とは言えません。

新聞記事やテレビの報道なら一層具体的な情報を得ることができます。当然ながら、相手が興味を持つジャンルを知っている必要があります。

中にはマニアックなジャンルを専門とする人もいます。少数派しか興味を持たない情報を知っていることで、相手に好感を与えることが可能です。

チェックの仕方ですが、漫然と情報を得るのではなく事実が何を意味するかを考えながらチェックすることが必要です。単に口頭で、最近起こったことを述べるだけならほとんど意味がありません。情報は咀嚼することで初めて意味をもつからです。

テクノロジーはかってなく発達していますが、情報収集にはアナログが効果的です。チェックしたニュースをノートに記録しましょう。

自分の手で書いたことは、簡単には忘れません。ひと手間ですが、次のステップにつながります。記録には自分の一言コメントも書いておくと役にたちます。

最近は新聞をスクラップする人がかなり減ってきました。スクラップはチェックのすぐれた方法の一つです。読み返すことがないとしても、ハサミで切ってノリで張り付けるという行為の過程で記憶が定着します。

アンダーラインを引いたり、書き込んだりすることも可能です。興味深い話題を常にストックすることで、コミュニケーション能力も向上します。

世相やマーケットの流れさえわかるようになります。自分に直接関係していることだけの情報しか得ようとしないなら、世界はますます小さくなってしまうにちがいありません。幅広くアンテナを張り伸ばすことが大切です。

最近気になること

私は朝から晩まで基本お店にいる、美容師です。

お店に四六時中いると世間から隔離されているほど、情報が何も入ってきません・・・

ただ無知だと接客業では、かなりデメリットとなるので必死にニュースを見て、新聞読んで、携帯でいろいろ調べています!

ただ好きなのにバラエティー番組を見る時間とかは、完全になくなってしまいました・・・

ヤフーニュースのトップを飾るぐらいの芸能ニュースや芸能人はわかりますが、サンシャイン何とかと言われてもよくわかりません・・・

お客さんがお笑い好きだと本当に困ります・・・

音楽系は店内で流せるのでついてはいけますが、完全に若き頃に比べると・・・

 

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